屋根・外壁のリフォーム
塗装が剥離したモルタル壁を 美しくリフォーム
先日紹介したお客様のお宅で、屋根・外壁改修工事を行いました。
まず屋根は、既存の屋根の上に新たな屋根を葺く「カバー工法」で改修し、外壁はモルタル壁の上に新たに下地を施し樹脂サイディングを張るという工事でした。
写真は施工前の建物の状態です。
建物は築年数もかなり経っており、改修のやり応えがあるものでした。
着工時に足場を組み立て、屋根板金の改修工事を先行して行いました。
この時期は丁度雨の多い週で、天気の状態を見ながら工事の方を進めました。
次に玄関ドアを交換する工事ですが、既存写真を見て頂ければ何となく分ると思いますが、既存の玄関ドアの枠以外は全て撤去し、既存の枠の上に新しいドア枠を設置する事の出来る「リフォームドア」という物を採用しています。
玄関ドアの交換だけでも実質的には半日くらいで出来てしますのです。
ドアの断熱性、デザイン性も良くなり、これだけでも少し雰囲気が変わりました!
玄関ドアも設置が終わり、樹脂サイディングを設置する作業に移り、既存外壁に木下地を施工し、樹脂サイディングを取付けていきます。
今回は腰壁の部分にモルタルで意匠的な模様が施されていた為に、下地の厚さを調整しながら工事を進めていきました。
こちらも天候に左右されながらも何とか順調に進める事が出来ました。
そして今回サイディング工事を進めるにあたり大変だったのが、2階のベランダ部分でした。
スノコを設置するために、スノコ受けの金物が外壁のモルタルに固定してる為に一度撤去する事にしました。
屋根の板金は水の浸入を防ぐために、壁の中にL字で立ち上げ納めています。
この立ち上げた板金に金物を固定する為に穴を空ける事は自滅行為と一緒で、水の進入路をわざわざ作るような事になります。
そこで、今回は屋根の上に受け金物を置いて、その上に新築でも採用している樹脂タイプのスノコを設置しました。
手摺も支柱を立てて固定するには穴を空ける必要性があったので、樹脂スノコの上に支柱を固定し、手摺は両サイドの壁に固定をする事でクリアしました!
納まりも良くなり、以前の鉄骨と異形鉄筋で製作した手摺に比べてとてもスマートになりました。
樹脂サイディングで既存の外壁も保護されているので、建物自体も耐久性がかなり良くなったと思います。
お客様にも大変喜んで頂き、今回もとても良い出来だったのではないかと感じています。
今回サッシの交換は行っていないのですが、断熱改修とサッシ交換を併せて施工できると建物の自体の性能も飛躍的に向上しますので、是非お悩みのある方がいらっしゃいましたらご相談下さい!!
次回はカーポートと物置、アスファルト舗装改修工事をご紹介します、お楽しみに★