ん?と、思って…
皆さんこんにちわ!「武田」です(^^)/
今日は「ユニットバス」のあれこれについて発信していこうと思ったのですが、自分自身「ユニットバスの歴史について何も知らないなぁ」と思ったので、予定変更して「歴史」について勉強したので発信します♪
まず、類似した商品で、バックミンスター・フラーが金属製の浴室ユニット「ダイマキシオンバスユニット」を1938年に特許出願したが、アメリカ合衆国ではほとんど普及しなかったみたいです。( ゚Д゚)
※米国事情:アメリカでは労働組合の力が強く、建物建築時に浴室工事を行うアスファルト防水、押さえモルタル、配管、シンダーコンクリート打設、タイル張り、窓・天井の大工作業、などのそれぞれの職人・作業者の職場を確保する為にユニットバスの使用を制限されているみたいです。
そして、時は経ち現在に繋がるFRP製のユニットバスは、「日本」で開発されました。1964年、東京オリンピックを控え、急ピッチで建築が進められていたホテルニューオータニで、内装工事を出来る限り省力化するために考案されました。主に開発に携わった日立化成工業(現:ハウステック)・東洋陶器(現:TOTO)の2社でFRP製のユニットバスを開発したのが、「初代 ユニットバス」です!
「初代 ユニットバス」
まさかの「栓抜き」( ゚Д゚)‼
「現在のユニットバスの普及率」
タイルを1枚1枚貼って造る在来工法の浴室と比べ、短時間での施工が可能な上に階下への水漏れのリスクが少ない事から、戸建住宅からマンション、ホテル、アパート、病院等に至るまで、様々な建築物に用いられています。
最近では、サイズや機器のオプションが自由に選べるものが増えている事から、「システムバス」と呼ばれる事も多いです。2014年では日本国内の浴室の約95%を占めるまでに普及しています‼
また、ホテルや集合住宅など、トイレや洗面台と浴室を独立して設置できるようなスペースが無い物件向けに、トイレ・洗面台を浴室に設置できるタイプのユニットバスもあり、これを「3点ユニット」と呼ばれています。
ザックリではありますが、これが「ユニットバス」の始まりであり、歴史です( ..)φメモメモ
ビックリしたのは、まさか最初のFRP製の「ユニットバス」が日本で開発されたものだとは思いませんでした(; ・`д・´)
★余談★
初代「ユニットバス」はTOTO本社にも現存していなく、もう現存しているものはないと思われていましたが、ホテルニューオータニの建物内(2014年はオフィスフロアの倉庫になっている部屋)に当時の機種が現存していた事が2014年7月に判明し、2015年秋にTOTO本社に開設される予定の資料館にて一般公開することとなったみたいです(^^)/
ではでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみ~(^^♪ 「武田」でした‼
※情報元:Wikipedia、朝日新聞
TOTO ユニットバス「サザナ」