仏間のリフォーム工事
こんにちは。
先日仏間のリフォーム工事を行いました。
弊社のOB様宅で、床の間を仏間に改造するという内容です♪
まずビフォー写真はこちら。
ブルーの青いクロスとアールの下がり壁がアクセントになった床の間です。
今回のリフォームの概要は以下の通り。
- アールの下がり壁は残し、目隠しはロールスクリーンで
- お仏壇が置けるように地袋を造作
- 地板と床板は、既存の床板で使用している板を再利用
そして工事が始まりました。
まず成田大工が既存床の間を解体。
きれいに取れました。
新しく地袋内になる部分の壁は見えなくなるので、その部分の壁紙は補修用に剥がし、地袋内は別のクロスをはります。
そしてクロス工事
↑の剥がしておいた補修用クロスと別のクロスを地袋寸法に合わせて貼っていきます。
傷も分からないくらいに補修完了。
匠創建の神谷さんが施工。さすが匠創建。やっぱり腕が良い!
続いて地袋造作。
成田大工と建具職人の三好木工さんが作っていきます。
そして地袋土台完成。
いい感じ!
でもよく見ると、再利用した地板と床板に日焼けの跡
元々隠れていた部分は日に焼けてないので色が違います。
なので、続いて補修職人による色の補修を行います。
まず養生して、色を作って…
エアスプレーで少しずつ色を乗せていきます。
私もお客様も釘付けでした(笑)
木目も書いてなじませていきます。
そして補修完了。
地袋の扉も取り付けて完成!!
日焼け色の差も全然目立たなくなりました!
床板の両サイドは日焼けの境目がはっきりしていたので難しいようでしたが、最初と比べてかなり目立たなくなりました。
地板部分についてはもう完璧。スゴイ!!
ビフォー
アフター
そしてロールスクリーンを下げるとこんな感じ。
写真だとわかりにくいのですが、スダレの様な織りの生地で優しい和風なロールスクリーンです。
上げ下げはスマートコードタイプで左側上部にあるので、操作紐が目立ちにくく邪魔になりません。
今回のリフォームで、お客様が「最初から(新築する時から)床の間じゃなくて、こんな感じに地袋だけ付けておいても良かったですね!
こういう雰囲気ならお仏壇を置く時が来るまでお雛様とか飾っても良いし、収納としても使えるし!」とおっしゃられていました。
確かに、今すぐお仏壇を置く予定がなくても、後々ご予定がある場合は地袋スタイルにしておくと可変性を持たせられて使いやすいかもしれませんね!
ということで、今回は『職人技のサーカスや~!』的なリフォーム工事となりました♪
ご覧いただきありがとうございました!
ではまた次回☆