快適さとメンテナンスのしやすさを両立する住まい
長く大切に住まわれてきた住まいをより快適でエネルギー効率の良いものにするためのリフォーム事例になります。
家族のこれからの暮らしにふさわしい、暖かく安心して長く住める空間へと生まれ変わりました。
| 施工箇所 | 天窓撤去/屋根葺き替え/内窓設置 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根リフォーム |
| 築年数 | 28年 |
| 使用商材・建材 | 屋根：グラスファイバーシングル材 内窓：LIXIL インプラス ペアガラス |
お客様からのご要望
1995年に新築し、その後2008年に屋根の塗装をして、外壁には窯業サイディングの上に樹脂サイディングを施工しました。築28年となり、天窓の耐用年数がそろそろ心配になり交換か取り外しをしたいと考えました。また、天窓の対応の際に外壁と同じように屋根もメンテナンスが楽なものに変えたいと希望しました。それから、窓リノベの補助金制度を活用して窓まわりの断熱性能を上げ、もっと暖かく快適な住まいにしたいと考えていました。
ホーム創建からのご提案
16年前に当社で外壁にメンテナンスがしやすい樹脂サイディングを施工させていただきました。今回は天窓の交換と屋根のメンテナンスというご依頼でしたが、天窓は当時のサイズが廃番になっていて交換が難しい状況でした。そこで、断熱性を考慮して天窓を撤去することになりました。
天窓部分を板金で塞ぐことも選択肢にはありましたが、今後のメンテナンスがさらに簡単になるよう、グラスファイバーシングル材への葺き替えをご提案しました。また、窓リノベの補助金を活用して開口部の断熱性能を向上させたいというご希望もありましたので、全ての窓に既存の樹脂サッシの内側にペアガラスの樹脂サッシを取り付ける工事を行いました。
施工後
外観
樹脂サイディング・グラスファイバーシングル材への葺き替えを行うことで、耐久性も向上し安心して暮らし続けることが出来ます。基礎と物置、玄関ドアも塗装しました。
外観①
Before
外観①
After
外観②
Before
外観②
After
天窓撤去
寒い季節には冷気が入り込みやすくなってしまう天窓ですが、撤去することで屋根の断熱性も向上・室温が安定し快適な環境を維持しやすくなります。
Before
After
内窓
内窓交換を行うことで、断熱性能も向上し外気の影響を受けにくくなりますので室内の暖かさや涼しさが保たれ、冷暖房効率も上がるため光熱費の削減も期待できます。サッシの枠色やガラスも透明の他に型ガラスやスリガラスの仕様も可能です。
子供室
Before
子供室
After
食堂
Before
食堂
After
小上がり
Before
小上がり
After
リノベーションのポイント
建築主様の年齢も考えて今後はメンテナンス費用を抑えたいということの要望が大きかったのでメンテナンスの容易な素材の組み合わせで外部をリフォームしました。外壁の樹脂サイディングと屋根のグラスファイバーシングル材の組み合わせは安心です。また玄関ドアや外部の物置も新たに塗装し、新築当時は無塗装だった基礎部分もお客様の好みの色に塗装し長年見慣れた外観も新しくなった感じで良かったです。
お客様からの声
撤去した天窓部分も天井の高さをあまり変えない形で施工したので部屋の明るさは変わりましたが空間の感じが変わらないのは良かったです。 天窓を撤去したのと屋根を葺き替えたこと、内窓を付けたことで外部の音が気にならなくなり、今は雨が降っても室内にいると全く分からなくなりました。内窓を付けたことで室内の空気感（暖かさ）も変わった感じがします。初めての本格的な冬を迎えますが、とても楽しみにしています。
